コロナ関連のブログが続いていますね。

先週、長女がコロナになって、看病しながらふと思い出したことがあります。

2児の母、琴美です。

子どもの頃、私はあまり風邪をひかないタイプだったんですが、
たまに高熱を出すと決まって「劇的」でした。
ほとんどものも言わず、ぐったりして、そして毎回、同じ夢を見るんです。

白黒の世界で、砂嵐のような波に追いかけられる夢。
夢の中で「これは夢だ」と気づいて、 その波に飲み込まれると目が覚める。
すると、天井も時計も自分の手のひらも、 全部がものすごく大きく見えるのです。

まるで自分が小人にでもなったかのようで、わけがわからず怖かったのをよく覚えています…。

最近知ったんですが、 それは「不思議の国のアリス症候群」という現象だったそうです。
発熱や疲労などがきっかけで、 ものの大きさや距離感が実際と違って感じられる――そんな症状です。
アリスが小さくなったり大きくなったりするお話にちなんで、
そう呼ばれているそうです。

子どものころの不思議な体験に、 ちゃんと名前がついていたと知って、なんだか少し安心しました。

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