こんにちは、山本です。

今日は中学校の卒業式です。
残念ながら在校生の参加はむずかしく、録音した歌を流すそうです。
言葉だけで見聞きすると何とも味気なく感じますが、 当事者にとっては一生に一度の節目。
たくさんの想いが歌声に乗ってそれぞれの心に響いてくれることを願います。

同じタイミングで悲しいニュースもありました。
私がこどもの頃とは取り巻く世界が全く違います。
大人になってからの私と息子たちではそれに係わったときの感じ方は全く違うでしょう。
母から見たこどもの頃の私がそうだったように。
遠ざけることはする必要もなく、そもそもできません。
でも伝えることはできると思うのです。

きれいで、楽しくて、キラキラした虚構の世界。
何でもできて何でも持ってるあの子になりたい。
でも人間ってもっと汚くて、ずるくて、ちっぽけだ。
それでも、みんな持っている。
誰かのために尽くせる力、誰かを想って行動する力、 そんな光を持っている。
だからおそれず自分を信じてぶつかればいい。
手を伸ばし、たくさん助けてもらっていい。
そしていつか。
誰かの手が伸びてきていることに気づいたら、しっかり握ってあげればいい。

世を嘆くだけでなく、どんなことも受け入れ、飲み込み、発散するのだ。
抵抗無きところにチカラの作用は起きない、と聞きました。
出会いと別れ、節目の春です。
さ、がんばっていきましょう！
この素晴らしき世界で。

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