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権利と義務について考える。

2023年9月19日
スタッフブログ
山本

こんにちは!山本です。
暑さ寒さも彼岸まで。
年々縁遠い言葉になっていくなあと感じていたけれど、今朝の天気予報によると
今週末には薄手の長袖の出番になりそうと言っていて、胸をなでおろしました。

さて。
国民の三大義務といえば、、
教育の義務・勤労の義務・納税の義務です。
その教育の義務について。
小学校・中学校は義務教育、と普通に使っている言葉です。
それについては自分が当事者だった頃も、子供がその年齢だった頃も、
なんとなく中学校までは学校に通う義務がある、と解釈していた気がします。
といってもどこかで話したりするわけではなく脳内でそう理解していました。

先日たまたま目にした記事でハッとしたことがあります。
それはある男性と小3の娘さん(○○ちゃん)とのやりとり。
「私は中学校を卒業するまで学校に行く義務があるんだよね」という○○ちゃんの問いかけに対しての答えでした。
「そんなものはないよ。
義務があるのは親の方。例えばお父さんが、○○ちゃんに勉強をさせずに働かせたらダメ、ってこと」
それに対して○○ちゃんからは「私は学校に行く義務じゃなくて、勉強をする権利があるってこと?」と返したそうです。
小3にしてこの理解力と返しには感心しました。
それと同時に、ああ、本来はそういうことだったなあと頭の片隅で眠っていたものが呼び起こされました。

権利と義務は表裏一体。
学ぶことは嫌々行うべき「義務」ではなく、むしろ学ぶことは子どもに与えられた「権利」であるとも書かれていました。
学校に通うという行動の一つをとっても、いろいろな意味があることに気付かされます。
ただ何となく時間に任せて過ごすのではなく、一つ一つの事柄について考えることで意味を与え、
動き出すことで、同じ1時間でも濃度に差が出てくるのだと思います。

私の好きな言葉「人間は考える葦である」には続きがあります。
「人間の尊厳は、すべてその思考の中にある。よく考えることに努めよう。考えることにこそ、道徳の原理があるのだ。」

せっかく与えられた考える力。
ちゃんと使っていこうと改めて感じさせてくれた記事でした。










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