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中田島砂丘
2021年8月19日
スタッフブログ
皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。キッチンのサイトウでございます。
お盆の連休もコロナの影響で、遠くにお出かけができないということで、近場の中田島砂丘に気分転換に行ってきました。
波打ち際まで行くには、砂の坂を越えていかなければたどりつけません。あれぐらい何のこと、と思いましたが、結構足が砂にとられて一歩一歩が重たいです。
「小学生のころ遠足でおむすびを砂だらけにしちゃったな。。ビーチバレーの選手って尊敬しちゃう。。砂丘が狭くなったって言ってたな誰かが。。。」などと思いながらやっとのことで坂を越えました。視界がひろがり、海がきらめいていました。ああ、久しぶりに本当の海を見ているんだ、と思いました。
お天気が良く、まぶしい日差しの中、波を見ていると、とても気持ちよい風が吹いてきます。しばらくぼんやりと海を見ながら、どうでもいい事を考えています。こういう時に、人生を振り返るとか、何か思いを固めるとかすればいいのかもしれないけど、今日は、ただ海のにおいにまどろむ気分です。
「ドビュッシーの海は、日本の浮世絵からイメージして作られたんだよな。。あれは富岳三十六景の神奈川沖の絵だったな。。当時は、聴衆に受けが悪かったんだよね。あんないい曲なのに、かわいそうに。。ああ、コロナでコンサートも行けないや。。。」
砂丘から戻ってくると、暑い夏に引き戻されました。公園の自販機でラムレーズンのアイスクリームを買いました。
「ああ、美味しいな。。今年の夏の思い出は、このひとときなんだな。。」
その次の日からは、雨ばかり。来年の夏は何が出来るだろうか、と考えています。