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便利な世の中って?

2021年10月22日
スタッフブログ
山本

こんにちは、山本です。

先日会社にかかってきた中部電力を名乗る調査依頼の電話。
「最近、電力会社を名乗る詐欺が横行していますので気を付けてくださいね。」
から始まり、終始一貫、物腰穏やかな口調でした。
何なら下手なコールセンターよりも感じがいいほど。

でも。
何か変なんです、話のつじつまが。

いきなり明日の都合を聞かれる。
しかも代表者の立ち合い必須を要求。
なぜ代表者じゃないといけないのか聞くと、以前トラブルがあったからと。
いやいや、明日いきなり30分近く代表者が調査に立ち会えって、
ずいぶん乱暴じゃない?
実は数ヶ月前にも同じ電話がかかってきていたのです。
その時は年配の女性から。
折り返しに聞いた番号は確かに中部電力のフリーダイヤル。
でも全然つながらないんです。
ただいま混みあっています、のアナウンスも無し。
まあ、あちらが必要ならばまたかかってくるだろうとそのまま放置しました。

その話を今回したのですが、「え、そうだったんですね、それは失礼しました、申し訳ありません。」
と、あくまで低姿勢、そして感じは悪くない。
何なら放置したこちらに罪悪感が浮かぶほどです。
でも今回もいきなり明日は難しい、スケジュールの確認が必要と続けると、
「ではまた改めて連絡します」と電話が切れました。

むむむ。
どうにも違和感がぬぐえずあとから番号検索すると、詐欺じゃないかとのコメントがちらほら。
でもほんとに感じがよくて、おかしいなと思いつつだまされてしまう詐欺被害者の気持ちがなんとなくわかりました。

ちょっと怪しいな、って思った時。
私は社内ですぐに分かち合って、やっぱり変だよね、との結論に落ち着きました。
でももし家に一人でいて、確認しようも本物の会社のフリーダイヤルはどこもかしこもつながらない。
こんな些細なことで離れて暮らす家族にわざわざ聞くのも申し訳ない、
まだまだ自分の感覚や判断に間違いはないだろう、
そんないろいろな要素がかみ合って詐欺被害を生んでいるのかと感じました。

インターネットにキャッシュレス、便利に加速することは大いに結構。
でもその隙間に取り残され、置いて行かれる人を増やさない工夫もまた必要なのではないかと感じた出来事でした。
まず私にできることって何だろう。
例えば、見ず知らずの迷子の人に道をすぐ尋ねられる人、そんな人を目指してみようかな。

何はともあれ、詐欺にはご注意。
自分自身も周囲の人も、そんな被害からは無縁な生活ができるよう、
自分にできることから心がけようと思います。





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