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本の魅力
2020年9月2日
スタッフブログ
こんにちは、紗瑛莉です。
先日、Uさんから再び本をお借りして拝読しました。
題名は、「氷壁」と言い、井上靖さんの作品です。
このお話は、実際に社会問題となった1955年ナイロンザイル事件の初期段階を井上靖さんが素材として扱ったものだそうです。
事件や恋模様で人々の心情が激しく交差し、読み応えがありました。
1955年というと、私が生まれる40年前です。
社会の仕組みも環境も違い、
新鮮且つ現在までの歴史の変遷も感じられ興味深い作品でもありました。
素敵な本を貸していただいてUさんに感謝しています。
私は、前述の通り読書が好きですが、
やはり自身で選ぶものには偏りが出てきます。
Uさんからお借りするものは私では見つけられない作品ばかりです。
しかし、いざ読ませていただくと素敵な作品ばかりで、
余韻に浸ったり、考察したりと自身の視野を広げてくれます。
持論ではありますが、本の魅力とは、
「破格の値段で、様々な知識を得られ、
経験できない疑似体験ができ、
本を通して会うこともできない人からお話が聴ける」ことです。
そうです、コスパ最高なのです!
千円前後で一生残る知識を頂けます!(図書館なら無料です!)
本の中では、他の誰かになれます!
通常では会えない方、今存在していない方々からメッセージを受け取れます!
大切なことなので2回言ってしまいました。
そして、自身が読む本の種類や分野の幅を広げれば、
さらに素敵な知識や物語との出会いも広がります。
私は書店へ足を踏み入れると
何冊も小説を購入してしまいます。
読み掛けの小説が自宅にまだあるのに購入してしまいます。
そうです、自宅でたくさんの本が読んでもらうのを待っているのです。
さあ、今夜も本の世界へ行ってきます。