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過去から学ぶ
小粥です。日が落ちる時間がすっかり早くなりましたね。秋ですね。昨日、https://www.amazon.co.jp/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B6%88%E6%BB%85%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8B%E2%80%95%E5%B1%B1%E4%B8%80%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%BD%B9%E5%93%A1%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%83%8C%E4%BF%A1-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E9%83%A8/dp/4101348324を読み終わりました。入念な取材と緻密な構成が素晴らしく、いかに巨大組織が崩壊に向かっていくかがよく分かる本でした。印象的だったところのひとつは、人は自分に都合がいい情報しか信じない(あるいは、都合がいい情報のみ汲み取る)ものだと感じました。特に危機的状況においてはなおさらです。ガバナンスの欠如は恐ろしいですね。記者会見の涙ながらに社員を擁護する社長の姿が印象的でしたが、その真実とは…!?
また、本書に登場する山一証券と野村證券以外の証券会社がことごとく統合により社名が変わっているところが年月を感じさせます。現在は証券会社どころか銀行や生保、損保会社が合併して97年当時とは隔世の感がありますね。https://www.amazon.co.jp/%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%8C%E3%82%8A-%E5%B1%B1%E4%B8%80%E8%AD%89%E5%88%B8%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE12%E4%BA%BA-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE-%CE%B1%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B8%85%E6%AD%A6/dp/4062816091
も手元にあるので、前著の記憶が濃いうちに読まなければ。