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記憶
2020年10月12日
スタッフブログ
こんにちは、田口です。
本日もよいお日柄でけっこうなことです。
澤木さんの高校生への講演の話を聞きまして、自分の高校生時代を振り返りました。
ひとつだけ覚えていう言葉があります。
3年生のころ理系のクラスに所属してまして、国語の授業は重要度が低かったのか、
教頭先生が担当でした。
普段の先生たちよりも一回り年上で、
理系での国語ということで、年初より受験勉強なり内職して良いよとの方針。
私は国語の授業だし読書しようと図書室から拝借した本を読む時間にしていました。
時々授業を聞いたりもしていて、先生に余裕があるからなのか、
造詣が深いからなのか、何かの質問に手を挙げて答えるくらい楽しい方でした。
卒業が近づいたある日、送る言葉があると言い出しました。
これから一人暮らしをしたり所帯をもったりするだろうけど、日用品は本物を使えと。
高いものというわけでは無く、簡易なものや偽物は使うなよと。
簡単なところではコップやお皿をプラスチックの物を使うな、ちきんとした陶器やガラスを使いなさいって。
ろくでもないもの使ってるとろくでもなくなるよって。
その後一人暮らしをする時などたびたびその言葉が出てきて、
適当にするのを防いでくれている感じがします。
教頭先生の名前も思い出せませんし、3年生の担任も誰だか分かりません。
そんな残念な生徒ですが、ぼちぼちやってます。
ありがとうございました、教頭先生。